長期優良住宅講習会から
先日、長期優良住宅の講習会が有りました、長期優良住宅の設計法及び申請法等の説明会で、設計事務所を対象とした講習会でした。
参加者は、皆 真剣に聞いていました。 6月4日より始まっていますので、リアルタイムの内容です。
仕様で重要なのは
構造躯体等の劣化対策 等級-3(住宅性能評価)
木造、非木造においても 施工時の監理を含め厳格な施工が必要。
耐震性 等級-2(住宅性能評価)
これは、一般建築基準法が設定しているレベルの1.25倍としている様
木造住宅においても、一般的な壁量計算のみでは だめなようで 各種構造計算が必要になってくる。
省エネルギー対策 等級-4(住宅性能評価)
外壁・開口部 各部の熱損失の計算等が必要です
熱損失係数 熱貫流率等の確認
窓も 必要以上大きくなると熱損失が大きくなるので利用が難しくなるケースも出てきそう。
より効率の良いサッシの利用も考えられるが、必然的にコストアップになるだろう。
長期優良住宅を、一般木造住宅にて対応させていく時、プランニングと平行しながら仕様(基準条件)等を確認しておかないと コスト面の問題が出てくるだろう。 設計時の、建築士のコーディネイトが重要になってくる。
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