広島国際大学工学部で公開講座がありました
6月4日午後6時から 広島国際大学工学部で 公開講座がありました。
石津先生のご講演で、「シックハウスと住環境」という題目でした。
シックハウスとは、住宅の室内環境をいい、特に「ホルムアルデヒド」という物質が言われています。
室内空気の環境基準に
浮遊粉塵 CO CO2 温度 湿度 気流 ホルムアルデヒド 等
指針値が示されている物質
ホルムアルデヒド アセトアルデヒド ノナナール(暫定)
トルエン キシレン エチルベンゼン スチレン 等
また、それぞれの 物質の人体影響が 濃度によってかわっています。
最悪は死亡に至る濃度が出ています。
学校の室内環境は 文部科学省により 「シックスクール」という基準で 定期検査が行われているようです。
指針値が示されている物質の健康影響などを示されて 怖さを感じました。
有る規模・用途により 定期検査等は行われていますが、住宅等は 特に有りません。
検査自体、機器が高価で 検査費用が高くなる面でも なかなか行われていません。
ここで 重要になってくるのが 換気で その重要性が説明されました。
(外の環境が悪いと、室内にも影響しますから 設定は難しくなります。)
効果有る設置が重要で、常時 運転が必要です。
シック対策の24時間換気が 新築時には設置が義務化されていますが、古い建物では、設置されていないと思われます。
シックハウス ダニ カビ タバコ煙の話が聞かれ、室内環境の改善の重要性を 再確認し、業務につなげていければと思います。
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